息子が幼稚園に入園いたしました。
やっと入園という思いもありつつ、もう入園かという思いもありつつ複雑。
娘も同時に小学校に入学したので、感慨も二倍。
卒園と入学入園で、パパ、目頭が熱くなってしまいましたよ。
この前産まれたばかりだと思っていたのにね。
娘は自我が強くなってきたのか、歯向かう様にもなってきて、初めて歯向かわれたときは、若干ショックを受けました。(苦笑)
そろそろパパも成長しないといけないのかもしれませんね。
いつパパ汚いとか、洗濯物分けて言われるようになるのだろう。
そうならないように、ダイエットやってますよ!


息子はというと、絶賛イヤイヤ期なのか、もう何でも「イヤぁぁぁぁぁぁ!!」。
疲れる。(絶対ママのほうが疲れるよね)
そんな感じなので、幼稚園イヤイヤとか、泣きじゃくったりしたら困るなぁと、親としては結構心配でした。
ところが、実際入園式に行って、うれしい誤算。
ものすごい優等生キャラになっていて。おとなしく静かーにしてくれました。よかった。
ただ、積極性に欠けるのかな?コミュ力大丈夫かな?とか今度は逆に考えてしまった。親って勝手だなぁ(苦笑)
そんな中、入園して一週間経ったぐらいですが、息子には明らかな変化が見られました。
お風呂で今日あったことを語ってくれるようになりました。
今までは、喋るは喋るのですが、自分の世界の中で会話しているというか、相手に伝えるような喋り方ではありませんでした。
入園してからは、パパに幼稚園でこんなことがあったんだよとか、お菓子買ってほしいなとか主張を伝えるようになりました。たった一週間だけなのに。
娘は小さいころに保育園入ったので、そんな変化を感じることもそんなになかったのですけどね。
難聴という障害を抱えていても、幼稚園生活を送ってもらうために親としては、幼稚園に難聴を理解してもらわなければなりません。
そこで我が家が行ったことをその都度記事にしていきます。
一例として、参考にしてください。
そのまま幼稚園への説明に使っていただいても構いませんが、ブログやSNSなどネットにそのままコピーするのはやめて下さい。(リンクは構いません)
説明は”してもらいたいこと”、”気を付けてほしいこと”だけを書く。
難聴について知ってもらいたい、理解してもらいたいという気持ちが出て、ものすごい長文になっていないでしょうか?
これから長い付き合いになるわけなので、まだ説明するタイミングはあります。
いきなり超大作を見せられても、読む気になりません。
幼稚園の先生も新学期で新しいクラスを受け持つわけなので、まだ慣れていません。そんなに余裕がないはすです。
拒否反応を示されてしまったら元も子もないです。
最低限必要な情報だけを伝えましょう!
まず、難聴に興味を持ってもらえるようにしましょう。
いきなりこんな長文渡しちゃダメですよ!(笑)
幼稚園への説明
導入部として書きました。この部分は特に伝えたい部分ではありません。
本当は”45~50デシベルは小さい声や騒がしいところでの会話が聞き取りにくい~”とか書かないとどんなものか書くのが普通だと思いますが、省略しています。
ここからが、”してもらいたいこと”、”気を付けてほしいこと”の本題です。
(週一回、個別訓練にも通っていますが、幼稚園終了後に行く予定です。)
療育センターで小集団生活は経験済みですが、本格的に集団生活するのは初めてとなります。
家の中や静かな場所での会話は問題ないように思います。
日常会話は問題ありませんが、まだ覚えられていない語彙もたくさんあります。
様々な声や音のある環境で、実際本人がどれぐらい聞き取れるか母も想像できません。
離れた場所から(特に後ろや横)の声や呼びかけに反応できないこともあるかもしれません。
できるだけ近い距離で口元を見せて話していただけると助かります。
耳からの情報が不十分なため、予測ができず初めてやることに不安が強く、理解するまでに時間がかかるかもしれません。
視覚的情報があると理解しやすくなります。
補聴器についての注意事項
補聴器はボタン電池で動いており、電池の開閉口は堅く開きづらくなっていますが、子どもでも力を入れれば開いてしまう可能性があります。
電池の誤飲や故障等の懸念がありますので、子どもが取って触らないように注意願います。
補聴器は水に弱く故障の可能性があるため、水遊びなどをする際には、取りはずしてケースに入れて頂きますようお願いします。
お試しのレンタルをしていた時は、防水でハウリングもしにくい、そこそこいいやつを使っていましたが、お試し期間過ぎて購入しなければならなかったので、安い補聴器に変えました。
余裕があれば、防水をお勧めします。汗でも壊れますよ!
まだ自分で、補聴器の装用ができません。着替えのときや運動のときなど、耳かけ部分が耳から浮いてしまう時があるとおもいます。本人が、「取れた」と言ってくると思うので、耳にかけていただければと思います。
もし耳穴から補聴器がはずれたり、自分で取ってしまった場合はケースにしまっていただきますようお願いします。
補聴器を装着しに行くこともできるので余裕があればで構いませんので、ご連絡ください。
イヤーモールドが息子耳の形ぴったりに作ってあるので、補聴器の装用にコツがいります。
他人にカナル型イヤフォンをつけることを想像していただければよいかと思います。
自分で自分につけるときは大したことないですが、他人につけるとすると、どこまで力入れたらいいのか、わからないですよね。
そんなイメージです。なので、取れてしまったら、ケースにしまっておいて頂くようにしました。
幼稚園の反応
幼稚園の先生は非常に協力的で、こちらから説明しますという前に、補聴器の説明を受けたいのですが、ご都合いかがでしょう?と聞いてくれました。
説明をしたのはママですが、その際に、「試しにやってみてもいいですか?」と言われて、実際に装用していただきました。
それで「私(先生)でも装用できるかもしれない。」とか前のめりで聞いてくれたようです。
何を言われるかなと気になっていたのですが、かなり協力的で安心しました。
また後日、先生から「マスクしていて申し訳ございません。花粉症で今日は薬を飲んでいるので、マスクしなくても大丈夫なので」と、花粉症でマスクしているのを謝られました。
なんでだろう?と思ったら、
”離れた場所から(特に後ろや横)の声や呼びかけに反応できないこともあるかもしれません。できるだけ近い距離で口元を見せて話していただけると助かります。”
ということをお願いしていたので、マスクをしていたので、口元が見えない状況を作ってしまい申し訳ないという意味だったそうです。
そこまで気を使わなくて大丈夫ですよ、とお伝えしましたが、逆に恐縮してしまいました。
いい幼稚園に入れて良かったな。
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